フリックス・アレイ Another 〈RE〉Emperor 8
2025年06月26日
マサイトイズ。競技玩具を愛する男、ユージンによって設立された新興玩具メーカーである。そんな企業としては異例の大ヒットを叩き出したのが『フリックス・アレイ』だった。
マサイトイズ。競技玩具を愛する男、ユージンによって設立された新興玩具メーカーである。そんな企業としては異例の大ヒットを叩き出したのが『フリックス・アレイ』だった。
ストライカーと同じく、ネジと金属板で作成されたそれは、同じ材料から命を吹き込まれたとは思えぬほどに形を変えた。
皇帝に憧れた男は、俊足の馬を手にした。 それは、彼の辿る命運を大きく変えた。
「なぜだ!今まで全くと言って制御が効かなかったはずだろう。」
レイリア、ラング、両者の機体はほぼ同時にフィールド上に打ち出された。
「マジで行くつもりなんですね?あの時のラングは、1人だったから逃げて行きましたが、根城にしてる公園に乗り込むとなれば、手下もたくさんいます。それに、アイツ自身のフリックスの腕は…かなりのものです…」
レイリアは生来、他人に興味がなかった。自分がたった一人、皇帝になることを信じていたからである。
手書きで自作しました…
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